人と仕事
空間情報事業
土砂災害の被害を最小限に抑える、
未来のための仕事
2019年入社 技術職/防災コンサルタント(流域防災)
齋藤 はるか Haruka Saito
流域防災の防災コンサルタントとして、国土交通省や林野庁、地方自治体などからの依頼を受け、土砂災害の軽減・防止対策施設を作る調査や設計を行う。
保有資格は、技術士補 建設部門、測量士、情報セキュリティマネジメント。
防災に携わる仕事がしたい
実家の近くに大きい川が流れていたため、子どもの頃から防災への興味がありました。大学では斜面崩壊や土石流などの現象が発生する仕組みなどを考える、流域砂防の研究室に所属していました。就職活動では、大学で学んだことを活かす道として、建設コンサルタント会社と測量会社に注目していました。その中でも朝日航洋を選んだのは、データ作りのスタート地点から携わることができると思ったからです。
土石流対策の
調査や設計
あなたは「山は動く」ということを知っていますか?実は雨とか地震により、山は簡単に形を変えて私たちの住む土地に被害を及ぼします。私たちの仕事は、主に国土交通省や林野庁、地方自治体などからの依頼を受け、土砂災害を軽減、防止するため 対策施設を作る調査や設計を行うことです。地形図の確認や、現地に足を運んで調査をして、どのような対策を行うかを検討します。着手から納品までは半年から1年かかり、現地調査の期間以外は、社内でのデスクワークが中心です。その他、災害後の地形の変化などの現地調査に携わることもあります。
未来のための仕事
対策施設は作ったからといって、すぐに何かの成果がでるようなものではありません。土砂災害などが起こった時に初めて、「ここに対策施設があって良かった」と感じられます。そういった意味では、“未来のための仕事”といえるでしょう。それでもやはり、苦労して設計した対策施設ができあがったときには、大きな達成感があります。また朝日航洋では調査から設計まで一貫して携わることができ、良い意味で自由に仕事をさせてもらっています。これも仕事の楽しさや、やりがいに繋がっています。
学んだ知識が
業務に繋がる
学生の時から大切にしていることは、“気になったことは徹底的に調べる”ということです。わからないことや疑問があれば、しっかりと掘り下げて考えるようにしています。例えば災害対策の法律があった場合、その法律が作られる契機となった災害は何なのか、どうしてその災害は起こったのか、なぜその地域で起こったのか…など多角的に背景を考えると理解はより深まります。業務を実際に行うことで、大学の講義で何となく理解していたことも「あの時の話はこういうことだったのか!」と繋がることがあります。実務経験も勉強も大切だと感じています。
ステップアップに向けて、
挑戦
これから就職活動をする方はいろんなことに興味を持って知識の幅を広げて欲しいです。嫌いなことや苦手なことでも、やってみると新しい発見につながり社会人になってからのアイデアの引き出しが多くなるので是非挑戦してみてください。
私の目標は「砂防のことなら齋藤に聞いてみて」と言われるような技術者になること。少しずつ知識と経験を積み重ねて、将来は砂防のプロフェッショナルになりたいです。
SCHEDULE ある一日のスケジュール
8:45 | 出社 |
---|---|
9:00 | 本日業務の確認 |
9:30 | メール・電話対応 |
10:00 | 解析作業など |
13:00 | 開発グループとの会議など |
15:30 | 設計や現地調査関連業務など |
17:30 | 明日の作業の確認 |
18:30 | 退社 |