人と仕事人と仕事

空間情報事業

ダムや河川の
水深調査から解析まで
助け合うことで
自分も成長できる

2017/2020年入社 技術職/防災コンサルタント(河川海洋)

榎木田 浩孝
櫻井 尚輝
Hirotaka Enokida / Naoki Sakurai

海洋調査グループに所属し、全国のダムや河川などの水深図や地形図作成の調査を担当。国内のプロジェクトだけでなく、ASEAN関連の海外案件にも携わる。
榎木田(写真左):2017年入社、櫻井(写真右):2020年入社

会社説明会のときの
イメージのままの会社

大学時代からGIS(地理情報システム)やドローンを使って、氷河や湖の調査をしていました。現地に行って作業をするのが好きで自然や環境にも興味があったため、測量やGISに携わる仕事がしたいと考え、就職活動でも朝日航洋と同じ業界の会社ばかりにエントリーしました。その中で当社を選んだのは、“会社の雰囲気が自分に合っている”と感じたからからです。仕事内容が似ていても、会社によって雰囲気は全然違います。朝日航洋は、良い意味で堅苦しくなく、“ラフな印象”だったところが良かったです。入社してからも実際、会社説明会のときのイメージのままで、改めて当社を選んでよかったと感じています。(櫻井)

全国のダムの
水深図などを作成

海洋調査グループでは、全国のダム、河川などの水深図や地形図を作成しています。船上での現地調査から始まり、解析、図面作成までを、チームで一貫して行います。一つの案件の打ち合わせから納品まで平均4~5か月かかります。その内数日~2週間くらいが船上での現地調査です。ASEAN関連の案件に携わることもあり、先日私も、シンガポールとインドネシアの洋上で海図を作成するプロジェクトに参加しました。平日は洋上に停泊した船の上から調査を行い、週末は給油を兼ねて陸に上がるという生活を2カ月ほどしていました。(榎木田)

陸海空が
一つのチームになって

当社で制作した水深図や地形図は、主にダム、河川の維持管理やハザードマップ作りの基礎資料として使われます。同じ場所でも、水の流れにより、底に溜まる砂の量や地形は徐々に変わっていくため、定期的な調査や定点観測が必要です。ダムの場合は、1~2年に一度の周期で調査を行います。陸海空の3方向から調査を行う案件では、社内の別の部署のメンバーともチームを組みながら、協力して進めていきます。案件によっては、海洋調査チームのメンバーが主任技術者(プロジェクトリーダー)を担当することもあり、今は主任技術者を目指し、経験とスキルを磨いています。(榎木田)

上司や先輩との
距離の近さに
助けられています

学生時代の研究が海外の土地だったので、日本国内の調査は、自分たちの生活を支えられているという実感が持てて、やりがいを感じます。洋上の測量は未経験だったため、最初は分からないことや覚えることばかりでしたが、いつでも気軽に相談できる雰囲気があるので、仕事にはすぐに慣れることができました。現在は各プロジェクトに先輩のアシスタントとして参加しています。私も一日も早く仕事を任せてもらえるように、スキルアップしていきたいと思っています。(櫻井)

一人ではできないからこそ
人とつながることを大切に

一つずつのプロジェクトにゴールがあるので、その都度達成感を得ることができます。また、年間を通じてずっと忙しいわけではなく、プロジェクトの少ない時期には、社内体制の整備や、資格取得の勉強など、余裕を持って過ごすこともできます。私たちの仕事は、一人では完結できませんし、困ったことを一人で抱え込む必要もありません。そのため、困ったことがあっても一人で抱え込む必要はありません。メンバーと普段から何気ないコミュニケーションを取っておくことが、自分の成長の大きな糧になると信じています。(榎木田)

SCHEDULE

8:50 出社
9:00 グループの朝礼(その日の業務内容をグループで共有)
9:30 メール対応
10:00 作業(計測計画の作成等、現地作業準備)
12:00 昼食
12:50 作業(計測機材の動作確認、設定)
15:10 グループの夕礼(その日の残務状況をグループで共有)
17:00 明日の作業準備
18:00 退社