人と仕事人と仕事

航空事業

お客様と運航クルーを
つなぐ橋渡し。
それが営業の仕事。

2017年入社 営業職/運航営業(物資輸送)

河上 恒次郎 Kojiro Kawakami

新卒で入社し、東日本の物資輸送業務を担当。現場の安全管理や社内の機体・運航クルーのスケジュール調整などを担当している。
保有資格:職長・安全衛生責任、航空特殊無線技士、玉掛け(技能講習修了)、危険物取扱者(乙4種)

人と人をつなぎ、
現場と距離の近い仕事。

安全運航かつ運航クルーがスムーズに業務ができるよう日々調整を行う現場のコーディネートを担当しています。物資輸送はヘリコプターという特殊な機材を使い、建設資材を運ぶなど規模の大きい仕事をしています。天候に左右されたり、数センチ単位の作業も要求されたりする繊細さも必要となる業務です。

自然災害発生時にもヘリコプターはいち早く復旧に向けて立ち上がります。社会貢献性の高い仕事でプロフェッショナルとして背負うものも大きいですが、意味のある仕事に日々充実しています。

朝日航洋に入社を
決意したきっかけ

大学で航空分野を学んでいたこともあり、航空機に携われる仕事に就きたいと思い、就職活動中は航空業界の仕事を探していました。
その中で技術職に進むか、営業職で進むのか、悩むこともありました。
その模索の中で各職に就いた未来の自分を想像したとき人と人をつなげていける営業という仕事がしたいと思うようになりました。
航空業界であり尚且つ、運航クルーやそれを支える他職種との距離が近いこの会社に入社を決意しました。

現在、担当している業務

現在私が担当している業務は、車やロープウェイ、ゴンドラなどの索道では運搬することのできない山間部にヘリコプターで資材を運搬する「物資輸送」という業務です。
物資輸送を扱う営業の業務は、電力会社様や建設会社様からご依頼を受けてから、ヘリポートや荷降ろし場所の選定(現地調査)、工事代金の見積書作成、使用する機体の日程調整など、計画から実際にヘリコプターを飛ばすまでを一貫してコーディネートします。
また、台風や地震といった自然災害発生時には、被災地の被害状況調査や救援物資搬送といった緊急案件に迅速に対応しなければなりません。お客様が当社に求める任務を事前に想定し、着陸できるヘリポートや稼働できる機体の状況を先回りして確認するなど、有事の際でも落ち着いて業務にあたれるよう心がけています。

担当している業務に
おいて大切なこと

新人であっても会社の外に出ればヘリコプター会社のプロフェッショナルとしてお客様と向き合わなければなりません。
私たち社員にとって身近であるヘリコプターもお客様にとっては、一生に一度乗るか乗らないかの日常生活から遠い存在です。安全に作業を行うため、お客様への教育はわかりやすい言葉でヘリコプターに対する知識と理解が少しでも深まり、朝日航洋なら安心して仕事を任せられると思って頂けるようお話しをしています。
また、汲み取ったお客様のご要望を運航クルーに伝え、運航サービスの質を向上させることも営業の仕事です。社内、社外を繋ぐ存在として運航クルーだけではなく、お客様の視点も持つように意識しています。

担当している業務の
やりがい、面白さ

物資輸送は建設前の現場から資材を上げ、施工し送電線の鉄塔が出来る過程を見ることができ、発電所の動力である燃料の提供など人々の生活に関わるインフラ源に関わっているのだなと実感します。
特に災害発生時などは迅速な復旧が望まれ、社内では各部署が協力し合い、いち早く現場に機体が投入できるよう一丸となって対応に当たります。そのような場面では自身も重要な仕事に関わっているのだなと考えさせられ、気が引き締まる思いです。
私たちが請け負う仕事は、運ぶ「もの」「場所」が毎回異なりその内容は多岐にわたります。それを実施できるように尽力し、無事に実施できた際のお客様のホッとした顔を見る度、どんなに困難な現場であっても一生懸命調整や準備をしてよかったと感じます。
まずは、安全第一で、事故を起こさない事を念頭に、日々業務に取り組んでいきたいと思います。

この職種を目指す
みなさまへのメッセージ

社内外問わず様々な職種、立場の方とコミュニケーションを取り、調整を行う必要がある営業の仕事は多角的に物事を見られる視点が必要になります。
広い視野を持ち、公平な視点で課題や問題と向き合う姿勢が大切だと思います。また、作業遂行に向けて尽力したとしても、安全上の課題がクリアできず「運航不可能」となれば、その事実をきちんと整理し、客観的にお客様に伝える意思の強さも求められます。

この職種に活かせる資格

私は3つの資格を持っています。
まず、営業職では普通自動車運転免許は必須です。公共の交通手段が少ない現場には社用車で向かいます。
そして航空特殊無線技士。現場で機体を操縦している機長とは無線でコミュニケーションをとるため、入社後に必要な資格となります。
最後に乙種第4類危険物取扱者。航空機燃料を取り扱うため必要となります。

SCHEDULE

7:30 物輸実施現場にて天候を確認し、お客様と社内関係者に連絡
9:00 現場にて作業機体の受入れ・作業前打合せ
10:00 作業開始
12:00 作業終了 片付け、昼休憩
13:00 機体を別現場へ送り出し
14:00 お客様と次回の打合せ
16:00 直帰もしくは、宿泊