先輩訓練生の声先輩訓練生の声

Voice

内田 智穂子

Interview01

2014年入社
第1期生
西日本航空支社 運航部
乗員1グループ

内田 智穂子 Chihoko Uchida

ハードな訓練を乗り越え、
小さな頃から憧れだった操縦士へ。

 将来は人の命を救うドクターヘリの操縦士になりたいと考えて朝日航洋へ入社し、現在7年目。飛行訓練学校入学から数えると2年半の訓練を行い、ようやく機長として実務に就けることとなりました。
 ヘリコプターの強みは何といっても、その汎用性。もちろんルールや制約はありますが、着陸地点の柔軟な設定や低速での飛行が可能なため、目的の業務に合わせてあらゆる場所を自由に飛び回ることが可能です。しかしその反面、ヘリコプターだからこその難しさもあります。操縦は基本的に1人で行うため、周りを見る目や冷静な判断力が必要不可欠。自分の身は自分で守るという意識が大切になります。
 朝日航洋には、技術も経験も豊富な先輩たちがたくさんいます。私は新人なのでまだまだ経験不足ですが、これから機長として様々な業務に携わり、少しでも先輩たちの背中に追いつけるよう、努力し続けたいと思います。

日向野 有仁

Interview02

2014年入社
第1期生
西日本航空支社 運航部
北陸グループ

日向野 有仁 Arihito Higano

操縦士への道を
踏み出させてくれた、
朝日航洋の認定操縦訓練生制度。

 私は大学卒業後、商社で働いていましたが、学生時代に抱いていた操縦士への夢を諦めきれず、なんとか道はないかと模索していました。しかし、どれだけ熱意があっても、ライセンス取得には莫大な訓練費がかかりますし、取得できたとしても操縦士の職が保証されている訳ではありません。夢への想いと厳しい現実。ひと思いに足を踏み出すことはできませんでした。
 そんな時に出会ったのが、朝日航洋の「認定操縦訓練生制度」です。いくつかの試験をパスしなければなりませんが、朝日航洋の認定操縦訓練生になり、その後入社できれば訓練費の大半を会社が負担してくれます。
※もちろん様々な面で不安はありましたが、この制度が操縦士という道に進むことを決断させてくれました。
 あれから数年。まだまだ勉強中の身ですが、これからも夢に向かって精進し、いつか大きく社会に貢献できる操縦士になりたいと思います。
※操縦士として勤続8年以上で返済免除。

内田 香奈

Interview03

2016年入社
第3期生
東日本航空支社 運航部
乗員2グループ

内田 香奈 Kana Uchida

「いつかは空の仕事がしたい」と考えていた私にとって、またとないチャンス。

この仕事を最初に意識したのは、大学3年生の時。オリンピックの開会式の花火を空から撮っている映像を見て、「こんな仕事をしてみたい!」と考えるようになりました。しかし、ヘリコプターの操縦士になるには想像以上に費用が掛かることがわかり、その時は夢を断念。大学卒業後は、一般企業の事務職に就きました。転機が訪れたのは、社会人になって3年目のとき。朝日航洋に“ヘリコプター認定操縦訓練生”制度があることを知りました。この制度では、まずはヘリコプター操縦士の訓練校に入学して、資格を取得。その後、朝日航洋の入社試験に合格することができれば、訓練校費用の返済奨学金を受けることができます。「いつかは空の仕事がしたい」と考えていた私にとっては、またとないチャンスでした。

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MESSAGE

認定操縦訓練制度の創設について

認定操縦訓練制度の創設について

パイロット不足は、定期航空のみならず、ドクターヘリ運航をはじめとする社会の様々な場面で国民の生活を支えるヘリコプター産業にとっても喫緊の課題です。朝日航洋は、この課題に正面から向き合い、会社の将来を担うパイロットを養成すべく、2013年に本制度をスタートさせ、既に多くの訓練生が機長として活躍しています。本制度の特徴は、操縦経験がなくても、やる気と素質があれば、プロのヘリコプターパイロットへの第一歩を踏み出せる点です。奨学金貸与は、やる気と素質があっても経済的な理由によりパイロットへの道を諦めざるを得なかった方々にとって、夢の実現への大きな後ろ盾になると信じています。ヘリコプターならではの特性を活かした社会貢献の場は今後も拡がり、その将来を担うのは熱い想いをもったあなたです。プロパイロットへの道は決して甘くありませんが、私たちと一緒に「空にさきがけ未来をひらく」朝日航洋の明日を築いてまいりましょう。

航空事業本部 運航担当取締役 田代 一郎 Ichiro Tashiro