農林事業(緑化)Aviation

美しい自然環境を守るために、子ども達の未来のために

美しい自然環境を守るために、
子ども達の未来のために

ヘリコプターはその機動力を発揮し、災害後の山々の再生・保護事業において、時には農林事業の一助として活躍してきました。
これからも、機体の性能、経験に基づく技術、蓄積したノウハウを駆使し、朝日航洋のヘリコプターは治山・森林再生の影の立役者として活躍していきます。

Green Spreading緑化

台風や火山噴火などの自然災害によって生じた山岳崩壊地・火災跡地・土石流跡地などでは、豪雨による土石流や地滑りなどの2次災害が発生しやすくなります。
この災害を防止するために実施される森林再生事業における航空緑化で朝日航洋のヘリコプターは使用されています。
有珠山、三宅島、桜島など数多くの実績を携えて、朝日航洋は緑化事業の分野でも飛行を続けます。

緑化

環境に配慮した
散布方法にも対応

自然公園等における無播種・少量播種の航空緑化も実施しています。有機質繊維で斜面を被覆し植物が生育しやすいよう保水性・保温性を高め、飛来してきた在来種の種子を受け止めて発芽させます。生態系への影響に配慮が必要な環境において、外来種を実播しないのが特徴です。

Agricultural Spraying農薬散布

害虫・害獣などから稲や森を守るため、農業や森林保全の分野では広範囲にわたる薬剤の散布が行われています。
散布される薬剤がそれぞれに持つ適期を逃さないために、ヘリコプターによって効率的かつ集中的な散布作業が行われています。
全国の水稲への農薬散布、松枯れを防ぐための松喰い虫防除など、日本の農業や森林保全事業と共に業容を拡大してきた朝日航洋は、有人航空機の利点を活かし、新たな事業の開発にも努めていきます。

農薬散布

朝日航洋の第一歩

1954年に北海道で発生した洞爺丸台風では、多くの風倒木が発生しました。その風倒木へ害虫(キクイムシ)が大量発生する恐れが生じたため、健康な木への害虫によるナラ枯れ(立枯れ)被害が波及しないよう、駆除剤のヘリコプター散布が計画され、朝日航洋にて行いました。
これが朝日航洋設立後初めての航空事業の実施となりました。

農薬散布

豊かな森を次世代へ

全国の森林の22%という広大な森林を有する北海道では、野ねずみによる樹皮への食害で多くの樹木が被害を受けています。その他にも全国で害虫・害獣による立枯れ被害を受けており、その被害に歯止めをかけるため、ヘリコプターを用いた薬剤散布が行われています。
緑の再生に、緑の保全。次の世代へ豊かな森林を引き継ぐため、朝日航洋のヘリコプターは飛び続けます。

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